株式会社サンゲツ
スペースプランニング部門　
GM室　プロモーション課

林 映里　様

1849年に創業、1953年に株式会社化した当社は、室内空間を彩る壁装材や床材、カーテン・椅子生地などのインテリア内装材をトータルに扱っています。また、デザイン・営業・配送・施工など、バリューチェーン上のさまざまな機能を生かし、住宅から非住宅分野まで幅広い空間提案を行っているのがサンゲツの事業です。

現在は、さらなる成長を実現するために、2020年に発表した長期ビジョン【DESIGN 2030】に基づき、これまでの内装材販売をメインにした事業から「スペースクリエーション企業」へと、事業モデルの転換を図っています。

インテリアコーディネートにおける「ウィリアム・モリス」はシニア層に人気がありますが、今回サンゲツが展開する「MORRIS CHRONICLES（モリス クロニクルズ）」は日本の住宅向けに色味やサイズを控えめにしたラインナップとなっており、ナチュラルなインテリアにも取り入れやすく、2、30代にも認知を広げられたらと考えていました。

フラッグ様は数年前に営業にいらっしゃったことをきっかけに初めて知り、プロモーションにおいて総合力のある会社だな、という印象でした。その後、別のWebサイト制作でコンペをさせていただいたことがあり、その際は残念ながらご一緒することができませんでしたが、デザイン力の高さから世界観のあるコンテンツ制作を依頼する機会があればお願いしたいと思っていて、今回の依頼に至りました。

すでに日本ではインテリア商材として「ウィリアム・モリス」のデザインは輸入品も含め他社が扱っている状況でした。そのような中で、サンゲツからの「MORRIS CHRONICLES」ローンチとなるので、それらと少し違う印象で見せたいということと、今までされていないデジタルプロモーション施策を行いたいと思いました。

フラッグ様は世界観のあるデザイン性の高いサイト制作ができること、また、デジタルプロモーション施策の幅広さなど提案力にも惹かれました。

別の施策でのコンペの提案から、「MORRIS CHRONICLES」については適任だと思ったので今回は最初からフラッグ様だけにご依頼しました。

ブランドサイトのデザイン力はもちろん、販促施策として、Webメディアの「キナリノ」さんとのタイアップ企画や、他にも実現には至りませんでしたが、さまざまなターゲットに訴求できる、デジタルプロモーションならではのおもしろい企画を多数提案いただきました。

ブランドサイトは当社としてはめったにない試みとして、ティザーサイトを作成いただきました。コンバージョンをメルマガ登録として、公開前の「MORRIS CHRONICLES」の情報を少しずつお客様に届けていきました。結果として、期待感を高め、早期に認知を広げることができました。

ブランドサイトのデザイン提案はワイヤーからデザイン、コーディングまで、すごく整理されていて、Webサイト制作のお手本のように進行していただきました。出来上がったものも美しく、ブランドのコンセプトや世界観を伝え、興味を醸成するサイトとなり、お願いして良かったと思っています。

また、「キナリノ」さんとのタイアップ企画も良い成果が出ていたと思います。こちらも想定していた再生回数に対してそれを超えた数値でしたので、十分に期待以上の「MORRIS CHRONICLES」の世界観だったり、認知を広げられて良かったです。

ブランドの世界観を大切にしたいWebサイト制作や、SNS広告、動画制作にも長けていらっしゃるので今後もお力を貸していただきたいです。