インタビュー Interview
ポーランドから日本へ――
成長できる喜びを
日々味わう
クリエイティブソリューション事業部
CGデザイン部 CGデザイナー / 東京
ヴァシチニスキ・ピョートル
ポーランド出身。自国でのフリーランスを経て、2016年、フラッグに入社。現在は、クリエイティブソリューション事業部 CGデザイン部のCGデザイナーとして、広告・教育・医療関連のCGを手がけている。
数ある日本の企業の中からフラッグを選んだ理由は?
自分が成長できる会社を求めていた。
大学在学中からフリーランスでCGデザインの仕事をはじめました。なぜフリーランスをやっていたかというと、まだ大学の授業もあったし、若かったので、フリーランスの方がたくさん稼げたんですよね。
10年ほどフリーランスで働いたところで、環境を変えたいと思い、せっかくならフリーランスではなくちゃんとした会社に入ろうと、日本に移住することにしたんです。もともと日本に興味があって、大学では日本の文化や言語を学びました。日本に留学した経験もあるのですが、私の日本語能力でどれほど通用するか分からなかったので、転職エージェントに登録してフラッグを紹介してもらいました。
自分が勉強するための余地のある会社を求めていたので、フラッグなら自分も一緒に成長できるんじゃないかと思ったのが入社を決めた理由です。
どんな仕事をしていますか?
映像のモーショングラフィックス制作を担当しています。一般的なプロモーション映像から、教育系や医療系のものまで、扱うジャンルは幅広いです。
フリーランスでやっていた頃は、いくつかの決まったクライアントと毎回仕事をしていたので、フラッグに入って案件の豊富さにまずびっくりしました。最近は金融系の案件にも携わらせてもらうこともあり、常に学びが多いです。
作業はほぼAfter Effectsを使っています。あとはPremiereで編集したり、CINEMA 4Dを使ったりすることもたまにあります。
仕事のやりがいは?
不慣れな分野に挑戦した時こそ、大きな達成感が味わえる。
多少勉強しないといけないような案件に携わることになった時が、すごく楽しいですね。もちろん苦労もあるんですけど、乗り越えた時に大きな達成感が味わえます。
ルーチンワークのような慣れている作業をやり続けるのも、スムーズに進めるためには大事かもしれませんが、ハードルが高いほうが、より良いものを作れると思うんです。
たまには自分にとって安全な領域から出て、勉強しないと成長できないし、多様なクライアントと取引のあるフラッグだから新しいことにチャレンジができるんです。
勤務スタイルや職場の雰囲気は?
日本の企業に対するイメージにはなかったアットホームさと働きやすさが魅力。
日本の会社は残業が多いとか、上下関係が厳しそう…というイメージを持っていたので、懸念していたのですが、フラッグは違ったので安心しました。
朝は11時前頃に会社に着いて、だいたい19時ぐらいまで働きます。もちろん忙しい時は遅くまで作業する日もあるんですけど、無理のないスタイルで働けています。フリーランスの時はそもそも残業という概念がなかったので、いくらでも作業していましたね。フラッグでは週末もちゃんと休めるので、家族とゆっくり過ごす時間も作れています。
仕事では案件ごとにプロダクションマネージャーやプロデューサー、ディレクターとチームを組んで進めていくのですが、「家族のような関係」と言ったら大げさですが、助け合いながら作っています。チームで解決しようというカルチャーがありますね。
もちろん先輩・後輩の関係性はありますが、困った時に相談すると手伝ってもらえるような親しい関係です。部署を問わず、周りのスタッフに気軽に質問できますし、それはフリーランスではなかなか得られない魅力ですね。月に1回、部署をまたいでモーショングラフィックスデザイナーの社内勉強会をしていて、知識を共有し合えるのも役に立っています。
それから、福利厚生がちゃんとしています。東京オフィスではランチを無料で提供してもらえるのも魅力です。旧本社の吉祥寺オフィスで働いていた頃は、みんなそれぞれのタイミングでランチに行っていたのですが、いまは決まった時間に社内のカフェテリアで食事ができるので、社内のコミュニケーションが高まっている気がします。
今後、どのような仕事をしたいですか?
個人的にはVRがやりたいですね。新しい技術がどんどん出てくるので、たくさん勉強する必要があると思いますが、自分の幅を広げるためにも、挑戦を続けていきたいです。
どんな人と一緒に働きたいですか?
やっぱり映像が好きな人ですね。3DCGっていうとモデリングからアニメーション、レンダリングまでいろいろな作業が入るんですけれども、CGをやってる方でやる気があれば、できることがたくさんあると思います。
私は大学では日本文化を学びながら、独学でCGを勉強してフリーランスで働きはじめました。分からない時は業界に入っている友人から教わったりしながら、自然に覚えていったのですが、フラッグには学べる環境が整っているので、安心してください。とにかくやる気が一番大事ですね。