- テクノロジー
AIに任せること、人間で取り組むことー生成AIによる業務効率化とこれからの価値

概要
エンタメマーケティングを主力事業としているフラッグの、最新のAI活用状況について2名の社員にインタビューを実施。各メンバーの日々の利用実態や、今後のAI活用の展望について伺いました。

小嶋 恵美
広告代理店で広告運用・SEO営業からキャリアをスタート。
SaaSのインサイドセールス・カスタマーサクセス立ち上げを経て、スタートアップでWebマーケティング・開発・事業開発を幅広く担当。
現在はフラッグにてデジタルマーケティングや、社内のAI活用推進・DX推進に従事。

阿部 友莉菜
ファンコミュニティ系スタートアップで自社ブランドのInstagramグロースや商品企画を経験後、コンテンツマーケティング企業にてSNS運用やウェビナー登壇など幅広いデジタルプロモーション業務に従事。
現在はフラッグにて、新規案件の企画提案および自社SNSの運用に従事し、一貫して「SNSを通じたコミュニティ形成とビジネス成長」に取り組む。
それぞれの役割について
━━伊東:まず、私たちが所属するグロース戦略室について簡単に説明をお願いします!
小嶋: グロース戦略室のミッションは、「フラッグの事業を加速させ、急成長させる」ことです。大きく3つの柱があって、提案力の強化、インバウンドマーケティングの強化、そして組織力の強化です。
━━伊東:その中で、それぞれどんな役割を担っているか教えてください。
阿部: 私はプランニングチームに所属していて、新規案件の提案が主な役割です。デジタル領域に加え、OOHなども実施する複合的な大型案件も担当します。
小嶋:私は主に2つ役割があり、 1つは社内の業務改善やAI推進を通じた社内生産性の向上で、もう1つは伊東さんの所属するインバウンドチームと連携した、インバウンドマーケティングの推進です。
フラッグにおけるAI活用の現状
━━伊東:最近はAI活用にさらに力が入ってきましたよね。現状を教えてください!
小嶋: 社内では現在、Google WorkspaceとAIを連携させたGeminiの有料プランを使っています。メールやファイルの参照など、日常業務の幅広い場面で活用できるのがメリットです。ただ、使い方がわからないメンバーもまだいるので、情報発信しながら良い活用方法を一緒に模索している段階です。
生成AIの活用においては、情報管理やリスク管理をしっかり確認した上で進めることを大切にしています。
阿部: 小嶋さんが社内のチャットツールでAIノウハウを発信してくれているんですが、それが本当に勉強になります!毎日使用しているGeminiでも知らない機能やできることが多く驚きます。

阿部: 私の場合、よくある活用方法だとは思いますが、企画出しのヒントをもらうためにGeminiでデータ収集とクライアントや競合先の分析をするための壁打ちをすることが多いです。データ収集を効率化した分、浮いた時間を「課題の洗い出し」や「企画のブラッシュアップ」といった、人間にしか出せない企画立案に充てることができています。
他には提案資料に記載するSNS投稿例の文章など資料作成の際に必要な、細々した要素の案を出してもらい微調整して記載することも多いです。私にとってGeminiは、面白い企画出しに向けた情報の整理整頓ツールといった役割が大きいです!
小嶋: AIによって、クライアント自身でできることが増えていく時代でもありますよね。でも逆に言えば、調査に使っていた時間を企画の質を高めるための思考や確認に充てられるようになるとも考えています。フラッグとして本来価値を発揮すべき部分に、集中できるようになるのが理想ですね。
AI活用で気をつけていること
━━伊東:AI活用で注意していることはありますか?
小嶋: リスク管理には、常に細心の注意を払っています。現在フラッグではAIの学習対象外のプランで各種ツールを契約しているので、クライアントの情報が外部に流出することはありません。他の生成AIツールを導入&運用する際も、その点を確認した上で契約や社内展開をしています。
あとは、AI生成の文章や画像が「いかにもAIっぽい」と感じられてしまうリスクも気になっていて。特に画像はAIっぽさが出やすいので、社外に出す際は慎重にしています。
阿部:案件の要件だけ入れると誰がやっても同じアイデアになってしまうので、自分で考えた方向性なども一緒にプロンプトに入れることを意識しています。社内で定期的に実施しているプランニング講習会でも「AIを活用した企画設計」について教わったことがありまして、色々なところから知識を取り入れながら、日々AI活用のアップデートに励んでいます!


プランニング講習会のスライド一部
今後のAI活用について
━━伊東:最後に、今後AIをどう活用していきたいか教えてください。
阿部: 企画のようなユニークさが求められる部分は、やっぱり人間が考えるべきだと感じています。同じ質問をすれば同じ答えが返ってくるのがAIなので、そこでは差別化できない。AIに任せられる部分はとことん任せて、その分生まれた時間で「AIには思いつかないアイデア」を考えることに集中したいです。
ロジックとワクワク感を両立させた提案ができるのが目標です!
小嶋:今後も生成AIを活用して、個人の知見を組織全体の資産として活かせる仕組みづくりを強化していきたいです。依頼や確認の観点を定型文として登録して全社で運用していくことによって、チーム全体のAI活用レベルを底上げしていきたいです。
Google AnalyticsやHubSpotなどの外部ツールとも連携していくことで、データ分析の幅もどんどん広がり、クライアントのニーズに合ったアプローチが実現すると期待しています。
フラッグへのお問い合わせ・ご相談はこちら

伊東 晴菜
グロース戦略室
営業現場からキャリアをスタートし、現在はZ世代ならではの視点とリサーチ力を活かして、コラムやnote、メルマガ、展示会など自社のインバウンドマーケティング施策を幅広く担当。
これまで100本以上のコンテンツを手掛けてきた発信力と、アニメやお笑い、音楽などのエンタメへの愛を武器に、トレンドや文脈を意識した情報発信を心掛けている。


