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2025年上半期トレンド振り返り!Z世代を攻略するためのキーワード4つ

概要

このコラムは、フラッグZ世代社員が注目した2025年上半期のトレンドを振り返り、Z世代に需要のあるコンテンツの傾向を探ります。“社員の4分の1がZ世代”のフラッグが2025年Z世代マーケティングに活かせる4つのキーワードをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

2025年上半期、フラッグZ世代社員が注目したSNSトレンド一覧

Z世代が注目するものは市場全体のトレンドになりやすいため、Z世代が注目するものに目を向けることで、いち早くマーケティングに活かすことができます。

「ずっとポジティブじゃなくてもいい」全ての瞬間が自分!

今回ご紹介する4つのキーワードから見えてくるのは、多様性のあるZ世代だからこそ“どんな自分も肯定できる場所やつながり、多様性のあるコンテンツ”を大切にしているということです。

かつてはネガティブであることは表に出すものではない、とされてきましたが、無理に明るく振る舞わず、今この瞬間の自分を自然体で共有することをZ世代は大切にしています。元気な時もそうじゃない時も、そのすべてが「自分」。そんな等身大の価値観が、Z世代の新しい共感と個性を形作っています。

このインサイトを紐解く4つのキーワードをご紹介します。

2025年Z世代を攻略するためのキーワード4つ

1. 脱エネルギー、陰のあるコンテンツ

共通トレンド:「教育番組」「やる気ないシンガーソングライター」「すみません、情けない写真ほしいです。」

(引用:教育番組公式XAmerican Idol公式YouTubeいぬLIFEさんXアカウント

上半期はポジティブで明るいコンテンツよりも脱力感のあるコンテンツが目立ちました。

Z世代はコロナ禍の学生時代を送り、現在は物価高を経験していたりと先の見えない不安を大きく感じている世代といえます。

そのため、ポップでありながらどこか陰鬱さも感じさせる「教育番組」や、やる気なさそうなシンガーソングライター「ソフィー・パワーズ(Sophie Powers)」の音楽『STFU』など、「頑張ろう」といったエネルギー強めなメッセージよりもネガティブでも共感できる内容に心動かされているようです。他にもXでミーム化した「すみません、情けない写真ほしいです。」のトレンドなど、何も考えなくて癒される“脱エネルギー”なコンテンツに魅力を感じるようです。

2. 流行ってるけど「私だけ」のもの

共通トレンド:「編み物」「麻辣湯」「マイブック」

(引用:Sakura Miyawaki公式Instagram모모 (MOMO)公式Instagram新潮社公式サイトTABIZINE

自分だけのオリジナルアイテムを作ることがブームとなっています。たとえば「編み物」は、自分のために手作りしたアイテムで身を飾る楽しさが注目されており、スマホやパソコン中心の生活から少し離れて、手を動かすことでリフレッシュできる点も人気の理由です。また、「マイブック」など自分だけの写真や思い出をまとめたアルバム作りも、デジタル疲れを癒やしながら自分らしさを表現できるアナログな趣味として支持されています。

さらに、具材をカスタマイズして自分好みの一杯を作れる「麻辣湯」も流行しています。共通するものとしてトレンドからは、「選んでつくる」「自分だけのものに仕上げる」といった選ぶ過程や、作る時間そのものを楽しむ“コト消費”もZ世代に支持されていることがうかがえます。

流行っているけれど「私だけ」のもの——それは、SNSのおすすめ機能やネット通販のランキングの普及によって流行りものが便利になった一方で、人と被りやすくなっていることも理由のひとつかもしれません。

3. AIネイティブ第1世代

共通トレンド:「生成AI×アニメ風画像加工」「食べるAIエフェクト(AI Food Lotto)」

(引用:BeautyPlus公式サイトgiggle._.byteさんTikTokアカウント

Z世代はデジタルネイティブ世代のため、AI技術を日常的に抵抗なく取り入れています。

自分が映った画像を「アニメ風」イラストに生成したり、AIで少し違和感のある動画を生成してSNSにシェアしたりと、その使い方は多岐にわたります。

特に困った時や不安な時にはまずAIに相談するというのもZ世代の特徴です。

特に勉強や業務などは、全てをAIに丸投げするのではなく「サポート的役割」としても積極的に活用しており、AIに頼る一方で「AIに代替されない力を身につけたい」という意識も強く持っています。今後もAIと共存しながら、自分ならではの価値を追求していく動きが一層強まっていきそうです。

※生成AIについては著作権など使い方に注意が必要です

4.友人とは「今この時間」を共有したい

共通トレンド:「Jiffcy(ジフシー)」「BeReal.(ビーリアル)」

(引用:App Store

Z世代の間では、「リアルタイム性」を重要視するコミュニケーションツールが引き続き注目されています。

電話経験が少なく、LINEなどで既読や返信タイミングのストレスを感じてきた世代にとって、「Jiffcy(ジフシー)」のようなリアルタイム性とテキストの気軽さを両立できるSNSや、自分や日常をありのままに共有できるSNS「BeReal.(ビーリアル)」など、“今この瞬間”を等身大で発信・共有できるサービスが支持されています。

一つのコミュニケーションツールに留まらず、自分のライフスタイルや心地よさに合わせてツールを柔軟に使い分けながら、つながりを大切にしているのが特徴といえます。

実績多数!まだまだ注目の「BeReal.」広告-Z世代の利用率が高いSNS

フラッグでは、「BeReal.」を活用した広告商材を取り扱っています。

Z世代社員の割合が4分の1以上を占める体制で、Z世代のトレンドも熟知している我々が、BeReal広告を効果的に活用する方法を、企画から制作、実行までトータルで実施することが可能です。実績についてもご紹介可能ですので、まずはお気軽にご相談ください!

もう少しZ世代のトレンドについて知りたい方は、2024年トレンド振り返り!2025年Z世代の心を掴むためのキーワード4つもあわせてご覧ください!


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