SNSの投稿ネタに使える!2025年7月Xトレンドワード予測

概要
夏休みが始まり、イベントが増えていく7月。企業もキャンペーンを活用してSNSを盛り上げていきましょう!
このコラムでは、昨年のデータをもとに2025年7月のXでトレンドに上がりそうなワードを予測し、プロモーションや日々の運用での活用ポイントから他社事例までをご紹介します。
Xのみならず他のプラットフォームにもお役立ていただける情報もありますので、ぜひSNS運用の参考にご活用ください!
※弊社事例ではないものも含まれています。
目次
- 7月のトレンド予測
- #七夕(七夕の日):7月7日
- 「願い事」文脈で顧客ニーズをヒアリング?
- #納豆の日:7月10日
- 投稿の情報価値を高めて、全ての納豆好きに商品を訴求
- #夏休み初日:7月19日
- 癒し系の平成女児コンテンツがトレンドの中でも注目
- #かき氷の日:7月25日
- エモさも感じられる「大人なかき氷」レシピ訴求
- #七夕(七夕の日):7月7日
- まとめ
- トレンドに乗って話題化を生み出すなら「キャンペーン」も有効活用しましょう!
7月のトレンド予測
#七夕(七夕の日):7月7日
7月7日は、誰もが知る「七夕の日」。2024年の7月7日もX上では、七夕に関連した「願いごと」「織姫と彦星」「七夕の願い事2024」などの関連ワードがトレンド入りしました。
企業アカウントでも「皆さんの願い事を教えてください」や、「私たちの願い事は…」など、七夕に関する投稿が集中します。競合も多い一方で、ストーリー性や文脈を作りやすく、ユーザーの参加ハードルも低いため、SNS施策として非常に取り入れやすい日です。

「願い事」文脈で顧客ニーズをヒアリング?
キットカット公式Xやサブウェイ公式Xは、七夕に合わせて「”キットカット”で食べてみたい新フレーバーは💭❓」「みなさんの食べてみたい夢のサンドイッチをリプライで教えてください😌💬」と発話を促す投稿を発信。どちらも100件以上のコメントを集めました。
こうした「願い事」を募る企画は、単なる季節感の演出やユーザー参加型コンテンツとしてだけでなく、ユーザーの潜在的なニーズを把握する意図もあるかもしれません。
実際にコメント欄では、フレーバーや具材のリクエストが多く寄せられており、企業側が今後の商品開発やサービス改善のヒントとして活用している可能性も考えられます。「さりげなく顧客の声を集める」という、SNSの強みを生かした投稿例といえます。
#納豆の日:7月10日
「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせが由来で、全国納豆協同組合連合会が納豆の消費量増加を目的として制定した「納豆の日」。
納豆を使ったレシピや商品の紹介、「ネバー」という擬音と掛け合わせたユニークな投稿など、X上がネバネバで溢れかえります。

投稿の情報価値を高めて、全ての納豆好きに商品を訴求
ファミリーマートは2024年7月9日(火)から、納豆の日に合わせて納豆を使用した新商品の追加や一部商品の増量を実施(参考:PR TIMES)。この取り組みに連動し、公式Xでも納豆の日当日に「#納豆の日」のハッシュタグをつけて商品を紹介し、1,200件以上のいいねを獲得しました。
商品名を明示しての訴求、「実は、ファミマの納豆パックは 地域に合わせて粒の大きさを 調整してるんだって!」という豆知識を投稿テキストに組み込むなど、投稿自体の情報価値が高いことも多くのユーザーの関心を集めた要因と考えられます。
また、商品情報が明確に提示されていることで、今回の施策内容がユーザーにも分かりやすく伝わり、理解促進にも寄与しています。

#夏休み初日:7月19日
2024年7月20日は夏休みに入る学校が多く、「夏休み初日」というワードがトレンド入りを果たしました。例年、7月中旬以降に夏休みがスタートする学校が多いため、2025年は7月19日に「#夏休み初日」がトレンド入りすると予想されます。
花火大会など”夏を感じさせるイベント”と組み合わせて投稿されることが多く、2024年も「花火大会」が同日にトレンド入りしました。
2025年7月19日にも各地で花火大会の開催が予定されているため、「#夏休み初日」と「花火大会」を掛け合わせた発信によって、SNS上での相乗効果やさらなる話題化が期待できそうです。

癒し系の平成女児コンテンツがトレンドの中でも注目
カピバラさん【公式】Xでは、夏休みのほっこりする一コマを、「#夏休み初日」のハッシュタグをつけて投稿。多くのユーザーに癒しを与えました。
犬や猫の画像が度々バズるように、癒し系コンテンツはSNS上で根強い人気を誇っています。さらに近年はZ世代や20~30代女性を中心に、“昔好きだったアニメやキャラクター”への熱の再燃を指す「平成女児」ブームも広がっています。
今後もしばらくは、こうした癒し系・懐かし系コンテンツのトレンドが続くと予想されるため、ぜひチェックしてみてください。
癒し系コンテンツについては「2025年「CHANCE」が成功の鍵 インフルエンサーマーケティング最新トレンドを徹底解説」コラム、平成女児コンテンツについては「2024年トレンド振り返り!2025年Z世代の心を掴むためのキーワード4つ」コラムでも解説しております!

#かき氷の日:7月25日
「な(7)つ(2)ご(5)おり」と読む語呂合わせと、1933年(昭和8年)にフェーン現象で山形県山形市の気温が日本最高気温40.8℃を記録したことにもちなんで制定された「かき氷の日」。
夏にぴったりの記念日のため、トレンドに乗りながら手軽に季節感を演出できます。季節感のある発信は共感を得やすく、「ちょうど食べたかった!」などといったリアルな気持ちを引き出せるため、ユーザーから反応されやすい傾向があります。企業でも積極的に活用していきましょう!

エモさも感じられる「大人なかき氷」レシピ訴求
ニッカウヰスキー公式Xは、セイヒョーの定番かき氷「いちごフロート」に自社商品「ブラックニッカ クリア」をかけるという、「大人のかき氷」アレンジを提案。
材料はたった2つと手軽でありながら、「美味いに決まってる✨やらなきゃ!」「今夜試してみます」といったポジティブなコメントが多数寄せられ、投稿への関心の高さがうかがえます。保存数も多く、多くのユーザーに「後で試したい!」と思わせることにも成功しています。
特に、「どこか懐かしさを感じるいちご味」「ギザギザのカップもエモい」という大人になったユーザーの”子ども心”をくすぐる表現も秀逸で、感情を刺激するテキストの重要性も再確認できる投稿です。
感情を刺激してバズを生み出すテキストについて詳しく知りたい方は「熱量でバズを生み出す!『拡散の科学』を応用したX投稿ライティング 3つのポイント」 のコラムもぜひチェックしてみてください!

まとめ
ここまで、2024年7月のトレンドをもとにした、2025年7月のX上でのトレンドワード予測についてご紹介しました。
2024年にご紹介した「SNS投稿に使える!Xトレンドワード予測7月」コラム掲載ワード(海の日・土用丑の日等)もトレンド入りが予想されますのであわせてご覧ください!
SNS運用ではトレンドやリアルタイム性のある話題を日々キャッチアップしていくことが重要です。ユーザーの共感やエンゲージメントを獲得するだけでなく、毎月振り返りを行いPDCAを回していくことがアカウントの成長に繋がります。
トレンドに乗って話題化を生み出すなら「キャンペーン」も有効活用しましょう!
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