SNS投稿に使える!Xトレンドワード予測11月
概要
Xはトレンドが重要なプラットフォームです。
トレンドワードを活用することでブランドの認知拡大、エンゲージメント向上、フォロワーの増加などが見込めますので、その時々の文脈を読み解き効果的に活用することがオススメです。フラッグでは昨年のデータから「瞬間風速」「ユニークワード」「上昇率」などの様々な観点でトレンドワードを予測。トレンドを活用した他社事例を紹介していますので、ぜひSNS運用の参考にご活用ください。
※弊社事例ではないものも含まれています。
目次
- 11月のトレンド予測
- #いい推しの日(11月4日)
- 具体的なトライブを想像して投稿を考える
- #ポッキーの日(11月11日)
- Xでマイノリティを熱狂させると強い
- #いい肉の日(11月29日)
- 一時的に盛り上げを作りトレンド入りを目指す
- #ブラックフライデー(11月29日)
- 関連のない〇〇の日に本当に関連がないか疑ってみる
- #いい推しの日(11月4日)
- まとめ
- トレンドに乗って話題化を生み出すなら「キャンペーン」も有効活用しましょう!
11月のトレンド予測
#いい推しの日(11月4日)
「いい推しの日」は、推し活を行うユーザーが推しのキャラクターやアイドルをX上でシェアする投稿が増加します。このトレンドは、ファンコミュニティによる自主的な拡散力が強く、文脈によってはエンゲージメントを大きく伸ばすことができます。
具体的なトライブを想像して投稿を考える
縄時(なわとき)食品株式会社は、約3,000フォロワーを持つアカウントですが、4,000近い「いいね」を獲得しフォロワー外からの反応を得ています。
この投稿が成功した要因として考えられるのは、推し活に欠かせない「色」と、自社製品の色を関連付けたことだと推測します。
こういったアプローチ方法はよくみかけますが、今回は「単色」を打ち出すのではなく「青色」が「紫色」になるという特性を打ち出しています。
そのため、2人の推しの関係性(青、紫)を連想させファンの熱量を引き出す要素として機能しエンゲージメントの向上につながったと考えられます。
#ポッキーの日(11月11日)
「ポッキーの日」は、正式には「ポッキー&プリッツの日」と言われ食品メーカーの江崎グリコ株式会社が1999年に制定しました。日付は同社の製品「ポッキー」や「プリッツ」を4つ並べると「1111」に見えることから。
人気商品のポッキーとプリッツのPRが目的となっており、毎年多くのユーザーがポッキーに関連するコンテンツを投稿しています。
Xでマイノリティを熱狂させると強い
PretzJPは、ポッキー&プリッツの日に自虐を含むメッセージを新聞広告に打ち出し、Xで新聞広告を流用したことにより投稿が拡散され話題化につながりました。
クリエイティブは新聞広告になっていて、新聞15段にも関わらず、1メッセージ1ビジュアルのクリエイティブで、非常に目の引く自虐広告になっています。コメント欄ではプリッツが好きなユーザーから、「プリッツがんばれ」のハッシュタグとともにプリッツを応援するコメントがあり、うまくプリッツファンを熱狂させて、エンゲージメントに繋げています。
こういったユーモアを交えた新聞の発信はぜひXでも流用して投稿するのがおすすめです。想定していないターゲットなどへ広く届けることができます。
#いい肉の日(11月29日)
「いい肉の日」は、肉関連の商品やサービスを扱う企業にとってプロモーションを行う絶好の機会です。スーパーのチラシなどでも最近はハレの日として打ち出している企業も多いです。Xでもいい肉の日に、「お店で肉を食べた」「家で肉料理を作った」などのユーザーの投稿があふれています。
一時的に盛り上げを作りトレンド入りを目指す
サブウェイは「#いい肉の日」に合わせ、肉の多いサンドイッチを特集したキャンペーンを5時間限定で実施し、一時的な盛り上げに成功しています。
Xのアルゴリズムを活用し、タイムリーに短期間で投稿することでトレンド入りを狙ったキャンペーンです。
ハッシュタグからも多くのユーザーが流入するため大きくリーチを伸ばすことに成功しています。
#ブラックフライデー(11月29日)
「ブラックフライデー」は、消費者にとって大規模セールの象徴的なイベントです。Xではブラックフライデーに関連する投稿が急増し、企業は消費者の興味・差別化をするために様々なアプローチが求められます。
関連のない〇〇の日に本当に関連がないか疑ってみる
湖池屋 コイケヤ【公式】は「ブラックフライデー」を利用して、ユーモアを含めたオーガニック投稿を実施。注目されているハッシュタグと商品スペックを関連付けた投稿でエンゲージメントを獲得しました。
「ブラック」フライデーに「黒いパッケージ」という共通点を結びつけることで、商品のパッケージをうまく訴求し、ユーザーライクなノリで注目を集めています。
こういった自社商品と直接関連のない記念日でも、商品スペックを洗い出してみてどこか共通項をみつけると今までになかった投稿アイデアが見つかるかもしれません。
まとめ
X運用ではトレンドやリアルタイム性のある話題を日々キャッチアップしていくことが重要です。ユーザーの共感やエンゲージメントを獲得するだけでなく、毎月振り返りを行いPDCAを回していくことがアカウントの成長に繋がります。
トレンドに乗って話題化を生み出すなら「キャンペーン」も有効活用しましょう!
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