2024年9月最新版!X広告の種類と活用イメージ一覧
概要
このコラムでは、Xで広告配信を実施するメリットについて触れながら、現在展開されている広告の種類と、各種広告の活用イメージについてご紹介します。また、弊社とX社が共同開発した「X Amplify Sponsorship PKG」についてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
他SNSプラットフォームと比較したXの特性
拡散力とリアルタイム性
X(旧Twitter)は、リポスト 機能による高い情報拡散力とリアルタイム性が特徴で、最新のトレンドやニュースを即座に反映できるため、タイムリーな広告配信が可能です。
Xで広告配信をするメリット
メリット①高い情報拡散力
前述のとおり、X(旧Twitter)のリポスト機能は、広告がユーザーによって共有されることで爆発的に広がる可能性を秘めています。特に、ユーザーが共感しやすい内容や話題性のある広告を作成することで、自然な形で多くの人々にリーチできます。
メリット②詳細なターゲティング
X広告には、ユーザーのポスト内容やフォローしているアカウント、興味関心などを基にした高度なターゲティング機能があります。これにより、自社の商品やサービスに最も関心を持つと考えられるユーザー層に対してピンポイントで広告を配信できます。
メリット③若年層への高いリーチ力
Xは特に10代から30代の若年層ユーザーが多く、この層へのリーチ力が非常に強いプラットフォームです。若年層はSNSでの情報収集や購買行動が活発であり、このターゲット層への訴求力は他のSNSと比較しても非常に高いと言えます。
X広告のフォーマット一覧
広告①プロモ広告
プロモ広告は、X(旧Twitter)上で既存の投稿をより多くのユーザーに見せるために利用される一般的な広告形式です。タイムラインや検索結果ページ、おすすめユーザー欄など、さまざまな場所に表示されるため、幅広い層へリーチできます。
プロモ広告は通常のポストと見た目がほぼ変わらないため、ユーザーに受け入れられやすく、違和感なくタイムラインに溶け込みます。また、既存のフォロワーからのエンゲージメントを増大させる効果も期待できます。また少額から出稿できるため、大規模なキャンペーンだけでなく、投稿のブースト的に数日間だけ出稿するケースもよく見られます。
活用イメージ
例えば、新しいアパレルブランドが新商品を発売する際、プロモ広告を利用してタイムラインや検索結果ページに表示させます。これにより、既存のフォロワーだけでなく、ブランドに興味を持ちそうな新規ユーザーにもリーチできます。
広告②ダイナミック商品広告(DPA)
プロモ広告の中でもダイナミック商品広告/動的商品広告(DPA)は、機械学習技術を用いてユーザーと相性の良い商品を訴求できる高度なターゲティング広告です。リターゲティングと見込み顧客ターゲティングの両方が可能であり、特定の商品に興味を示したユーザーや新規訪問者に対してパーソナライズされた広告を配信します。
DPAの強みは、高度なパーソナライゼーションと効果的な再アプローチ能力です。購入意欲の高いユーザーや新規顧客候補に対して最適化された商品情報を提供することで、高いコンバージョン率を実現します。また、一度興味を示したものの購入には至らなかったユーザーにも再度アプローチできるため、販売機会の最大化が図れます。
活用イメージ
美容メーカーがECサイトで特定の商品をカートに入れたものの購入しなかったユーザーに対して、その商品や関連する美容製品の広告をDPAを活用し再度表示します。また、新規ユーザーには、肌タイプや美容ニーズに基づいたおすすめ商品を表示することで、新規顧客獲得を目指します。このようにして、一人ひとりのニーズに合った商品訴求ができます。
広告③コレクション広告
ココレクション広告は、メイン画像とサブ画像をまとめて表示し、ブランドの世界観や商品情報を伝えるカルーセル形式の広告です。一つの広告枠内で複数の商品やサービスについて詳細情報を提供できるため、視覚的にも非常に魅力的です。
ユーザーはブランド全体のコンセプトや商品ラインアップについて一目で理解でき、多様な選択肢から自分好みの商品を見つけることができます。また、高品質なビジュアルコンテンツはエンゲージメント率も高めます。
活用イメージ
家具メーカーが新しいコレクションを発表する際、コレクション広告を利用してリビングルームセット全体のイメージと個々のアイテム(ソファ、テーブル、ランプなど)の詳細画像をカルーセル形式で表示します。これによって、一度に複数の商品情報を視覚的かつ効果的に伝えることができます。
広告④X Amplify(アンプリファイ)
Xとスポンサーシップを結ぶコンテンツパートナーが、普段配信しているコンテンツの世界感を活かしながら広告主の商材訴求に合わせたクリエイティブを制作。広告主はそのクリエイティブを活用した広告配信も可能です。
スポンサーシップ広告の強みは、その高い信頼性とブランド認知度向上にあります。この形式では特定イベントや人気コンテンツとの連携によってターゲットオーディエンスへの影響力が増し、高いエンゲージメント率も期待できます。また、イベント自体の人気も活用できるため広範囲へのリーチも実現します。
活用イメージ(弊社事例)
人気ゲームタイトル『FINAL FANTASYⅦ REBIRTH』の話題化施策を弊社で担当した際に、X Amplifyを活用しました。
トリガーとなるポスト画像をタップすると、まるでユーザーのスマホ画面を作品がジャックしたかのようにX上にもやがかかり、画面が闇に包まれます。その後出現したボタンをタップすると作品の目玉となるシーンが流れ、最後には公式サイトへ誘導する画面が表示される仕組みです。
XのUIを活用したギミックにすることにより、ユーザーがXを閲覧している自然な流れの中で没入感のある演出ができ、広告の押しつけ感の少ない作品訴求に成功しました。
広告⑤Xテイクオーバー
Xテイクオーバー広告は、「話題を検索」タブ内の「おすすめ」や「トレンド」のハッシュタグ一覧の最上部または2番目に、ハッシュタグとテキストで表示される広告です。
Xの中でもインパクトの大きい広告枠を24時間独占できるため、幅広く多くのリーチを獲得することが可能です。さらに、「話題を検索」欄を見るユーザーは、新しい話題に敏感な層が多いため、こうしたユーザーにハッシュタグを拡散してもらうことで、さらに話題性を広げることが期待できます。この形式は、短期間で広範囲にわたる注目を集めたいブランド活動や製品発表に特に効果的です。
活用イメージ
映画会社が新作映画の公開日当日にトレンドテイクオーバー広告を使用し、トレンドリストや「話題を検索」タブの最上部に映画の予告編や公開情報を掲載します。これにより、多くのユーザーが一日に渡って映画情報を見ることになり、映画への関心と期待感を高めることができます。
広告⑥Xライブ(X Live)
リアルタイムでイベントや発表内容を直接視聴者に届ける機能です。この形式では企業と視聴者が即時にインタラクションできるため、高いエンゲージメント率と即時フィードバックが得られます。また、視聴者からのリアルタイムコメントや質問にも対応可能です。
Xライブの特徴は、その高い参加率と即時フィードバック能力です。ライブ中には視聴者から直接質問を受け付け、その場で回答することで製品やサービスへの理解を深めてもらえます。また、リアルタイムインタラクションによって視聴者との絆を強化し、マーケティング効果を最大化することが可能です。
活用イメージ
新しい食品製品の発表会で食品メーカーがライブ配信機能を利用し、製品紹介や調理デモンストレーションなどをリアルタイムで視聴者と共有します。視聴者は質問したりコメントしたりできるため、高いエンゲージメントとリアルタイムでの商品理解促進が期待できます。
まとめ
ここまでXで広告配信をするメリットと、最新のX広告の種類やその活用法についてご紹介しました。最新の広告フォーマットを取り入れることで、X広告の効果を最大限に引き出すことができます。本コラムで紹介したポイントを参考に、プロモーション戦略に取り入れてみてください。
自社ではリソースやXの知見が不足しているとお感じの方、前述した世界観を重視したクリエイティブにご興味がある方は、ぜひ弊社とXで共同開発したAmplifyの特別パッケージをご活用ください。エンタメ関連のプロモーションを得意とする弊社が、盛り上がりを創出するプロモーションをご提案いたします!詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
X Amplify Sponsorship PKGについて
フラッグの『X Amplify Sponsorship PKG』はXの広告費の中にプロモーションサービスをインクルードした特別パッケージです。
X Amplifyの事例でご紹介した、作品の世界観に没入させるような施策に加え、リッチLPコンテンツではクイズ形式のページを制作することも可能です。オーダーに合わせてさまざまな手法をご提案します。プランの価格や詳細についてご興味がある方は、ぜひお気軽にこちらからお問い合わせください。
お知らせ
▼エンゲージメントを最大化するX広告戦略
~AIで読み解くユーザーインサイト~