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SNS投稿ネタに使える!Xトレンドワード予測6月

概要

Xはトレンドが重要なプラットフォームです。
トレンドワードを活用することでブランドの認知拡大、エンゲージメント向上、フォロワーの増加などが見込めますので、その時々の文脈を読み解き効果的に活用することがオススメです。当社では昨年のデータを基に「瞬間風速」「ユニークワード」「上昇率」を含む複数の観点からトレンドワードを予測。トレンドを活用した他社事例を紹介していますので、ぜひSNS運用の参考にご活用ください。
※弊社事例ではないものも含まれています

6月のトレンド予測

| #ロックの日(6月9日)

ロックの日は、20-39歳の男性の発話ボリュームが高く関連ワードとしては、話題になったキャンペーンのブランドがランクインしています。

フラッグ公式Instagramの画像から流用しております

様々な“ロック”で盛り上がるロックの日

映画『すずめの戸締まり』公式では、6月9日のロックの日と関連のあるシーンを切り取り「#戸締まりの日 …?」とハッシュタグを用いてユーモアを絡めた内容を投稿。1万いいねを獲得しました。

他にもアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」ではキャラクター同士の“ロック”な会話のシーンを切り取った投稿や、ニッカウヰスキー【公式】では、自社の商材と絡ませた盛り上げ投稿など、各アカウントで大喜利チックな投稿内容が見受けられました。Xでは、つい『ニヤッとしてしまうゆるめのユーモア』がとてもウケがよく、こういった投稿文脈は非常に相性がよいです。

トレンドワードでキャンペーンの効果UP

アサヒビール ASAHIBEERは、「ONE OK ROCK」が出演する新CMの公開タイミングに合わせて、ロックの日にフォロー&リツイート(現リポスト)キャンペーンを実施。関連ワードでもアサヒビールが上位にランク入りしており、大きな反響があったことが伺えます。

新CMの告知はアーティストの影響力だけでも波及効果があります。そこにさらに、トレンドワードで盛り上がりを作り、拡散性の高いフォロー&リツイート(現リポスト)キャンペーンを実施することで、611万impと爆発的にインプレッションを伸ばすことに成功しています。
アーティストの影響力を活用することはなかなか難しいものの、トレンドワード×キャンペーンは、少額で行うことができます。
※闇雲にトレンドと絡めるのではなく関連性が必要

引用:アサヒビール ASAHIBEER

| #父の日(6月16日)

父の日は29歳までの女性の発話ボリュームが高く関連ワードからみても、父の日のプレゼントに関する発話が多かったのではないかと予測します。またキャンペーンで盛り上がったブランドもランクインしていました。

SNS買いは連結投稿で行動変容する 

高知かわうそ市場は、父の日の投稿にて世の中のお父さんの本音に寄り添った投稿文脈で「プレゼントにネクタイや財布ではなく初ガツオのタタキ」と自社商品をアピールし、74万インプレッションを獲得しています。
送る側としてもそこまで高価なプレゼントではなく普段食べられない「藁焼き初ガツオのタタキ」を気軽に体験させることができるため、投稿内容に双方の共感が得られたのではないかと考えます。それに加えて藁焼き初カツオの“シズル感あふれる写真”の絵力で伸びたのではないかと推測します。

商品の魅力をたっぷり伝えた投稿を発信した上で連結投稿では、実際に売りに繋げる設計をすることでユーザーは「買ってみようかな」という行動変容が起こりやすくなります。
反対にトリガーポストに遷移URLを付けてしまうと宣伝色強めの投稿となってしまうため、投稿は伸びず購買にも繋がりにくい数値は伸びなかったのではないかと推測します。

機能性商品をWEB動画で情緒的に訴求

SUNTORY(サントリー)は、父の日のWEB限定動画公開に合わせて「#父の日はお父さんのからだを想う日」のハッシュタグを付けると、抽選で100名様に6缶パックが当たるフォロー&リツイート(現リポスト)キャンペーンを実施。

WEB動画では機能性を前面に出すのではなく、父親の身体を娘が心配するといった情緒的な内容を訴求しています。SNS上では単なるTVCMだけでなくストーリー性のあるWEB動画を配信することにより、よりパーソナルに近くなるため深く訴求することができます。

また商品の認知拡大を目的にする場合、単にWEB動画を投稿するだけではなくキャンペーンと併せて発信していくことで、動画のリーチをブーストさせることができます。
父の日の関連ワードデータでも「オールフリー」が上位になっていることや、インプレッションが477万を超えているところからキャンペーンの盛り上がりが伺えます。

引用:SUNTORY(サントリー)

| #和菓子の日(6月16日)

和菓子の日は30代以上の女性の発話が目立っています。WEB全体で和菓子の日を調べている人の関連ワードとしては、有名和菓子メーカーの限定商品に関するワードがあがっていました。

キャラクター×食べ物=癒し Xは癒しコンテンツが強い

【公式】ポケモン情報局では、「#和菓子の日」 当日に人気キャラクターを和菓子で表現した写真を投稿。過去の投稿でも別のキャラクターで同じように和菓子を作って投稿していますが、いいね数1万超えと大きな反響を呼んでいます。

他にもゼスプリキウイ公式や、すみっコぐらし【公式】でも和菓子になりきった写真を投稿し、どのアカウントも非常に高いエンゲージメントを獲得しています。Xでは犬猫など癒しコンテンツなどもバズりやすい傾向にあります。キャラクターの“癒し”だけでなく、今回「#和菓子の日」に合わせて甘いもの“癒し”として掛け合わさったことで、大きな反響を呼んだのではないかと推測します。

かわいいだけじゃない和菓子の日

アイラップ【公式】は、和菓子の日に来たリプライに対して自社商品を使ったライフハックを訴求する投稿を行い12万インプレッションを獲得しました。

アイラップ【公式】アカウントは常に親しみやすい口調でユーザーと積極的にコミュニケーションを取っています。「#和菓子の日」 のトリガーポストでは「みんなのオススメは何かな…?」とユーザーの返信を促し、「白玉」と発話したユーザーを引用RT。本来伝えたい商材の特徴をトリガーポストではなく、自然に生まれたコミュニケーションの流れから事前に用意したクリエイティブを使って深く訴求しています。

トリガーポストで自社商品の良さを訴求するよりもユーザーとの自然なコミュニケーションの流れで訴求をすることで、広告らしさを感じさせずに訴求することができます。

引用:アイラップ【公式】

| #梅雨明け(?月?日)

昨年2023年は関東の梅雨明けのタイミング(6月25日)に発話ボリュームが上昇していました。瞬間風速が上がりやすい天候などの話題はトレンドに入りやすいです。事前に投稿文を考えておき、発表があったタイミングで即時投稿することをおすすめします。ただし天候に関しての内容は非常にデリケートです。各地で被害などがあった場合は、炎上することもありますので、控えた方がいい場合もあります。

時間制限で爆発的なトレンド入りを狙う

伊藤園(ITOEN)は、日本の12エリアの梅雨明けと連動して、熱中症対策ができる強炭酸水「ミネラルSTRONG」を、総計200名の方にプレゼントするフォロー&リツイート(現リポスト)キャンペーンを実施。

梅雨明けは地域でタイミングがバラバラのため、各地域に合わせてリアルタイムでキャンペーンを走らせる作業が必要です。そのため連携が非常に重要なキャンペーンといえます。また12時間以内のリポストを参加条件に設定し、投稿を集中させることでトレンド入りを狙っていると推測します。梅雨入りの地域が2エリア被ると、当選確率が2倍になるなど、ついユーザーがリポストしたくなるよう設計しています。梅雨入りトレンドとマッチした商材を活用したことからも、非常に練りに練られた良い事例ではないかと考えます。

引用:伊藤園(ITOEN)

まとめ

X運用ではトレンドやリアルタイム性のある話題を日々キャッチアップしていくことが重要です。ユーザーの共感やエンゲージメントを獲得するだけでなく、毎月振り返りを行いPDCAを回していくことがアカウントの成長に繋がります。

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